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ー三次の風土と歴史-

 三次市が位置するのは、中国地方のど真ん中。広島県の北東部にあり、3つの川が合流する盆地にあります。年間を通じて湿度が高く、昼夜の寒暖差が大きいのが特徴です。そのため、秋から早春にかけては霧が立ち込める“霧の町”。霧深い朝には、「今日は晴れるね」という会話があっちでもこっちでも。1日の表情が豊かなのです。

 三次は、古墳時代から人が住んでいた歴史古い町。江戸時代には浅野長治を藩祖とする三次藩が置かれ、忠臣蔵の浅野内匠頭の妻「阿久利(あぐり)姫」の出生地としても知られています。

 その後は町人文化が盛んになり、江の川での鵜飼いや妖怪物語などが現代まで引き継がれています。

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