『みよし霧里ねぎ』
食べていただきたいのは広島の人
「霧里(きりり)」とは、霧の里として知られる三次市の愛称の一つ。霧が多い日は夜温がぐっと下がりますが、逆に日中の気温は高くなります。この昼夜の寒暖差がネギを美味しくさせてくれます。見た目よりも味わいや鮮度、安心感に重きを置きたい。そして地域の方、広島県の方、遠く離れて住んでいる広島出身の方など広島人に食べてもらいたい。そんな想いから名付けた青ネギのブランドです。
【ピリッとからい土耕ネギ】
青ネギは、土を使わず水と液体肥料(養液)で植物を育てる水耕栽培が増えてきましたが、当園では昔ながらの土耕栽培を行っています。『みよし霧里ねぎ』の特徴は、太く、ずんぐりした姿形。見栄えは今一つですが、香りが豊かでネギ本来の味わいを楽しめる、食べごたえのある青ネギです。
【地域の資源を活かして】
当園の圃場はねっとりとした土壌が多く、
栄養分をたっぷりとため込むことができます。
そのため、即効性の高い化学肥料だけでは養
分過多になってしまうため、ゆっくりと肥効
が現れ、土を豊かにしてくれる堆肥も利用し
ています。そのおかげか、ネギの根がとても
元気です。
【洗浄袋詰めは手作業】
農縁たねまきでは、青ネギを早朝に収穫します。収穫後1~2時間以内に洗浄。その後、気温の高い夏季は保冷庫に入れたのちに選果と袋詰めを行います。こうすることで、ネギの呼吸数を減らし、鮮度を保つようにしています。
【味の変化を楽しんで】
『みよし霧里ねぎ』はビニルハウスにて栽培しています。そのため、季節によって味や色が変化します。例えば冬は色が濃く長く、夏にはやや薄く短くなります。これも周年栽培の楽しいところです。同じ青ネギでも微妙に変化する、味の違いをご賞味ください。